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受講生・卒業生・PHI Pilatesインストラクターの声

株式会社Bei代表取締役、Fit N Pilates代表としてヘルスケア事業と教育事業を進めている。理学療法業界最大のオンラインサロン・Free PT salonを立ち上げ、webマガジンも運営。2020年には「始動Next Innovator2020」として全国から100名に選出。テレビ・雑誌取材多数。

ピラティスを用いた独自のトレーニングを展開。日本代表選手・プロスポーツ選手とマンツーマントレーニングも実施。
吉田 直紀
理学療法士

PHI Pilates リフォーマーコースの活用方法・利点

医療とフィットネスの融合ができるリフォーマーコース Ⅰ

リフォーマー1は基本的なリフォーマーの使い方とベーシックなエクササイズになります。「ピラティス初心者の方はまずリフォーマー1ベーシックエクササイズ」を行う頻度が非常に多いです。

なぜなら、「体のニュートラルポジションがわからない、使い方がわからない」という問題を、リフォーマーを使うことで解決できるからです。ウェイトトレーニングでは再現できないリフォーマーのバネの負荷によって柔軟性が向上し、インナーマッスルを鍛えながら運動学習を効率よく進めることができます。

またリフォーマーは部分荷重が簡単にできるため、痛みのある関節疾患、整形外科術後、脳卒中のリハビリの分野にも多く活用することができます。まさに医療とフィットネスを融合するために必要なことを最初に吸収することができるプログラムを最初に学ぶことができます。

トップアスリートまで対応できるピラティス を提供するリフォーマーコース Ⅱ

リフォーマーコース2は1よりも負荷量が高くなるエクササイズが多くなります。私が臨床現場で使う場面は怪我からの復帰、アスレティックリハビリテーションの領域で活用しています。

怪我を予防してパフォーマンスを上げるためには「ただ筋肉をつける、柔軟性を向上する」だけでは不十分です。怪我を予防しながらパフォーマンスを上げていくためには怪我をする前の体の使い方から変化する必要があります。

リフォーマー2のエクササイズを使う時は、今までの体の関節可動域を最大限広げつつ、自分の力でコントロールできるようになる筋力強化を目的にして行います。

怪我をしない体の使い方を脳から学習し、同時に体幹トレーニングを行うことができるのがリフォーマー2。トップアスリートから支持されるためにも2を学ぶことで、あらゆるスポーツ選手の悩みに対応することができます。

1と2を学ぶことで医療レベルのピラティスからスポーツ選手に必要な機能改善・パフォーマンスアップまでの領域をトータルでカバーすることができます。

オリジナルリフォーマーコース Ⅲ

PHI ピラティスオリジナルのプログラムが3。1と2よりもさらに人間の身体構造を医学的な視点から紐解いた運動プログラムです。

エクササイズ数としては1〜2で十分ですが、3の引き出しを学ぶことで「かゆいところに手が届く」エクササイズを指導することができます。創始者であるクリスティが理学療法士であることから、人間の体のバイオメカニクスに沿った動きの指導になります。

他のインストラクターと一歩も二歩も違うピラティス を指導したい人におすすめです。

大阪・岸和田にて「たにぐち整骨院」を運営。
ジュニア世代へのトレーニング指導をはじめ、スポーツ選手への治療やコンディショニング等トータル的にサポートしている。

フェザー級のプロボクシングの選手に対しピラティスを行っています。

プロアスリートであるため、自分自身の体に対する意識が非常に高い選手です。しかし深層部の筋を意識することが難しいこと、もっと腕が伸びていくような強いパンチを打ちたいということで、当院のピラティスを希望されました。ニュートラルポジション、ピラティスの呼吸法を指導した後、一つのエクササイズを指導しただけで初回のセッション後、呼吸による胸椎の可動性が高まり、肩甲胸郭関節の動き肩甲骨から腕を動かすという体の動かし方が理解できたようです。

先日行われたデビュー戦では「1R30秒 KO勝利 」という華々しいデビューを飾ってくれました。

ピラティスはコアを意識できるようになること、動作改善に効果的であることから今後も幅広く多くの方々にお伝えできればと思っています。

大阪府寝屋川市で鍼灸・整体院 One’s footを開院。
施術を中心とする傍ら、ピラティスを始めとした運動療法で患者やスポーツ選手の障害予防・怪我の早期回復に努めている。
田辺 光芳
針灸師・身体矯正師

大学生で、サッカー部に所属する選手にピラティスを行いました。

試合中、ボールをキャッチしようと肩から地面に付いた際に腱板損傷をしました。整形外科での診断結果は、切れた腱を繋げる再腱術は出来ないとの事、周りの筋肉を鍛える方法はないかと言う事で来院されました。ピラティスのエクササイズをいくつか実施していくと肩の可動域がほとんど無かったのが、回数を重ねるごとにどんどん可動域が増えて行き、最終的には患側・健側の左右差が無くなり、動きも本人がびっくりするほどに滑らかになりました。しかし、痛みや動きは良くなったものの、プレーをするにはまだ早かったので数回指導をしました。

その結果とても早い段階で復帰することが可能となり、秋の大事なリーグ戦をフル出場で終える事が出来ました。

治療におけるピラティスの活用は、まだまだ一般には認知度は低いものですが、今後、医療やスポーツの分野においてもどんどん広がっていくと実感してます。