代表挨拶
PHI Pilatesインストラクターの皆様へ
PHI Pilates Japan はおかげさまで、のべ2,000名以上が受講され、13年目を迎えることができました。これもひとえに皆様のご活躍の賜物だと思っております。
2017年11月15日に発行された「運動療法としてのピラティスメソッド(文光堂)」は世界で初めてピラティスの医学書として日本で発売されました。すぐに重版され、多くの方に手にとっていただきました。その影響はピラティス界だけでなく、スポーツ教育界をも動かし、2020年4月より、PHI Pilates Japan 監修のもと学校法人三幸学園全国10校(札幌、仙台、東京、横浜、千葉、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄)に通年の授業として「ピラティス理論・実践」が導入されることが決定いたしました。毎年 PHI Pilates のエッセンスを学んだ若人が1,000人規模で社会へと出て行きます。
「PHI Pilates Basic Exercise Instructor 」という資格は新たに PHI Pilates本部と Japan 本部によって作成された学校用資格になります。位置付けはマット I/II インストラクター資格の下位資格となります。PHI Pilates 資格保持者の皆様のお手伝いができるレベルだと思っていただけたらと思います。
世界ではピラティスの授業化が行われて来ましたが、その多くがカリキュラムから消えてしまうことが多いです。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、学校の授業にピラティスが導入されることはジョセフ・ピラティス氏の悲願でした。是非ともピラティスの授業を存続させ、PMAでその取り組みと、人々の生活にピラティスがどれほど役に立っているのかを自ら発表したいと考えています。
今後ともPHI Pilates Japan は益々進化・発展していきますので、何卒よろしくお願いいたします。皆様のご活躍心よりお祈りいたします。
PHI Pilates Japan 代表
PHI Pilates アジア局長
桑原匠司