PHI(Performance Enhancement International) が示すのは、人々の機能改善とパフォーマンスアップをサポートできる国際ピラティスです。PHI Pilates Japanの後に“as Therapeutic Exercise & Conditioning”とあるのは、PHI Pilatesのエクササイズが病院でのリハビリテーションからトップアスリートまでを対象にすることができる本物のピラティスとして、一線を画すためです。
Therapeutic Exerciseとは、運動療法として病院やクリニックで行われる機能改善のための運動指導(エクササイズ)です。PHI Pilates Japanの本部(米国・ピッツバーグ市)は、ルビィ氏自身の理学療法クリニックなのです。そこには牽引マシンや、電気治療などをする物療などはなく、ピラティスの道具が設置され、一般の方(子どもたちから高齢者まで)だけでなく、大学・プロのアスリートなどが連日訪れます。ルビィ氏はこのピラティスを使ってのリハビリテーションを大学授業としていくつかの大学で教えています。
Conditioningとは、アスリートが自身の競技能力を向上するために行うトレーニングのことを指します。PHI PilatesはNFL(National Football League)やNHL(National Hockey League)、そして日本ではサッカー日本代表クラスの選手達などの間で行われています。
PHI Pilatesの柱である「姿勢改善」、「四肢のダイナミックムーブメントに対応できる体幹(CORE)作り」、そして「身体調整能力向上(Contrology)」が、様々な分野のアスリートの競技力を向上させます。アスリートの持っている潜在能力が身体調節力を養うことによって引き上げられるため、短期でパフォーマンスの向上がみられます。オフシーズンに行うトレーニングとして、試合期などでは補強やウォーミングアップとしても、PHI Pilatesは活用されています。