PHI Pilates Japan

as therapeutic Execise & Conditioning

ピラティスは20世紀初頭、真の健康と幸福を手に入れるために、ひとりのドイツ人が唱えた合理的で情熱的なボディーワークです。 第一次世界大戦中、Joseph Hubertus Pilates(1883〜1967年)により、負傷兵のリハビリテーションを目的として開発された身体調整法でした。“コントロロジー”と呼ばれたその運動法は、多くのダンサー達にも広く受け入れられました。ところが当時は彼の熱心な働きかけにもかかわらず、医療や教育の現場で正式に採用されることはありませんでした。

しかし現在、ピラティスは世界の主要国全てに普及し、徐々に医療現場での採用も進んでいます。

PHI Pilates(ピーエイチアイ ピラティス)は、Joseph H. Pilates(ジョセフ・H・ピラティス)氏が考案したリハビリテーションとコンディショニングとしての『ピラティス』を、正式に継承している団体のひとつです。PHI Pilates Japanは、PHI Pilates(米国)の公式日本団体です。

PHI Pilates創始者:Christine Romani-Ruby氏

PHI Pilates創始者のChristine Romani-Ruby氏(クリスティン・ロマニ・ルビィ)は、教育学博士(D.Ed.)、MPT(理学療法修士)およびATC(NATA公認アスレチックトレーナー)等の資格を有し、自身の理学療法クリニックを運営しながらカリフォルニア大学ペンシルバニア州立大学運動科学学部の教授であり、スリッパリーロック大学理学療法学科の非常勤講師にも就任しています。

アメリカ・ピッツバーグにあるPHI Pilates本部

PHI Pilates Japan は、世界で通用するPMA認定教育機関です

PHI Pilatesは、PMA(ピラティス・メソッド・アライアンス、Pilates Method Alliance)の認定教育機関として、全米に14名のマスターと、約8,000名のインストラクターを有しています(現在、PHI Pilates Japanには33名のマスターが存在します)。

PHI Pilates Japanの基本コースのうち、リフォーマー Reformer Ⅲコース以外の7つのコースを全て修了すると、PMAのCPT(Certified Pilates Teacher、PMA公認ピラティス指導者)の受験資格を取得できます。これは日本国内はもちろん海外でもピラティス指導者の証明として、世界で最も有名な権威ある認定証です。

PMA(ピラティス・メソッド・アライアンス、Pilates Method Alliance)は、アメリカ合衆国のフロリダに本部を置く、ピラティス指導者の国際基準や資格を認定する非営利組織。Joseph H. Pilates(ジョセフ・H・ピラティス)氏が考案したピラティスやそのメソッドを継承する、全世界のピラティス団体が加盟する統一団体です。

as therapeutic Execise & Conditioningに込められた意味

PHI(Performance Enhancement International) が示すのは、人々の機能改善とパフォーマンスアップをサポートできる国際ピラティスです。PHI Pilates Japanの後に“as Therapeutic Exercise & Conditioning”とあるのは、PHI Pilatesのエクササイズが病院でのリハビリテーションからトップアスリートまでを対象にすることができる本物のピラティスとして、一線を画すためです。

Therapeutic Exerciseとは、運動療法として病院やクリニックで行われる機能改善のための運動指導(エクササイズ)です。PHI Pilates Japanの本部(米国・ピッツバーグ市)は、ルビィ氏自身の理学療法クリニックなのです。そこには牽引マシンや、電気治療などをする物療などはなく、ピラティスの道具が設置され、一般の方(子どもたちから高齢者まで)だけでなく、大学・プロのアスリートなどが連日訪れます。ルビィ氏はこのピラティスを使ってのリハビリテーションを大学授業としていくつかの大学で教えています。

Conditioningとは、アスリートが自身の競技能力を向上するために行うトレーニングのことを指します。PHI PilatesはNFL(National Football League)やNHL(National Hockey League)、そして日本ではサッカー日本代表クラスの選手達などの間で行われています。
PHI Pilatesの柱である「姿勢改善」、「四肢のダイナミックムーブメントに対応できる体幹(CORE)作り」、そして「身体調整能力向上(Contrology)」が、様々な分野のアスリートの競技力を向上させます。アスリートの持っている潜在能力が身体調節力を養うことによって引き上げられるため、短期でパフォーマンスの向上がみられます。オフシーズンに行うトレーニングとして、試合期などでは補強やウォーミングアップとしても、PHI Pilatesは活用されています。

PHI Pilates の特徴

姿勢矯正の学術的証明のあるエクササイズ

PHI Pilates考案者のルビィ氏は、カリフォルニア大学にて20年以上にもわたりピラティスを研究し、そしてピラティスのエクササイズが姿勢矯正させることを証明した論文を発表しています。それだけでなく、脊柱のゆがみから引き起こされる肩こり、腰痛、股関節の痛み、そして膝の痛みなどに効果があります。これからもPHIピラティスのあらゆる可能性が研究されることでしょう。

トップアスリートから高齢者まで、アレンジを活かすプログラム

「ハンドレッド」というピラティスの世界では有名なエクササイズがあります。あなたはハンドレッドを行っているスタジオを、ガラス越しに外から見ている、と想像してみてください。

一般的なピラティスレッスンでは出来る人と出来ない人がいて、出来る人は物足りないようように見え、出来ない人はむりやりそのポーズを行っているように見えます。ところが同じハンドレッドでも、PHI Pilatesのレッスンでは参加者全員が正しく姿勢矯正のためのハンドレッドができています。ただし、ほとんどの人がバラバラの個人に合ったフォームで行っています。

それでいいのです。姿勢はみんなそれぞれ異なるのですから、それを矯正するエクササイズが異なって当然なのです。PHI Pilatesは、ピラティスのためのピラティスではありません。ピラティスのエクササイズができるようになるためにピラティスを行うのではなく、姿勢矯正のためにピラティスを行うのです。

ひとつのエクササイズには、何通りもの修正(難易度・筋力出力を下げる方法)と、応用(難易度・筋力出力を上げる方法)があります。これによって仰向けになるのが困難なほどの高齢の方でも、世界で活躍するトップアスリートでも、それぞれのレベルにあった満足のいくピラティスエクササイズを処方することが可能になったのです。

アスリートへのピラティス

ピラティスはどちらかというと女性向けの印象が強いかもしれません。しかし本場アメリカでは4大メジャースポーツ全てにおいて、ピラティスが導入されています。下の動画はPHI Pilatesの本部施設にて、NFL選手がトレーニングを行っている映像です。

PHI Pilates Japanの活動

2006年9月、一過性のピラティスブームが去りつつある中、本物のピラティスが日本へやってきました。

アメリカで25年以上も愛されているPHI Pilates。今までに別のピラティスを受けた経験のあるクライアントから「いままでに体験したことのないピラティス。自分のレベルに合わせてエクササイズ方が変わっていくので無理なくできた」との声が上がっています。

PHI Pilatesでは、2012年1月現在 20名のマスターと、約600名のPHI Pilates MatⅠ&Ⅱ Instructor が全国で活動しています。資格認定を受けたインストラクターは病院、スポーツの現場(日本代表、プロ、アマなど)、リハビリ施設、治療院、そしてフィットネス(スタジオやパーソナルトレーニング)などで活躍しています。

PHI Pilates Japanの主な活動

  • PHI Pilates インストラクターコースの実施およびライセンス認定
  • ピラティスインストラクターのレベルアップ講習や能力開発・相談・指導
  • PHI Pilates 認定スタジオの選定
  • 文部科学省所轄の学校法人においてピラティス カリキュラムの提供・授業の実施
  • 書籍や論文の執筆・発表・出版
  • カリキュラム・教材・教具の研究開発